皆さんは映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』をご覧になりましたか? この作品、ガンダムの新シリーズの「TVシリーズの放送に先駆け、一部話数を劇場上映用に再構築した」ものとなります。この新シリーズは、サンライズとエヴァンゲリオンを手がけたスタジオカラーの共同制作で、エヴァンゲリオン劇場版で監督を務めた鶴巻和哉が今作の監督をし、脚本を庵野秀明が共同制作として参加しているなど、気になって仕方ない要素ばかり。
もうね、ホント映画見ながら楽しくてずっとニヤニヤしてました。なんかすごくー良いものを見れちゃったなって、いまだ熱冷めやらぬ感じです。
ということで、今回は映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』について語っていきたいと思います。
タイトルをすぐに読めませんでした
私が映画『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』(以下、『ジークアクス』)を知ったきっかけは、米津玄師が主題歌を手がけたというニュースでした。だいぶ遅いですね。
相方にガンダム観に行くの?って公開前に聞かれたんですが、ガンダムの熱狂的ファンでは決してないし、ガンダムならなんでも良いわけでもないし、タイトルなんて読むか分からんし、「いや〜、行かないかな〜」なんて返事してたんです。
でも、スタジオカラーが絡んでるんですよ? 庵野秀明が脚本に入ってるんですよ? そこまで自分の気分が盛り上がってないだけで、作品が気にならないわけではないんです。
映画を観てきた方の「ネタバレは絶対避けたいけど、それでもこの作品の良さを叫ばずにはいられない!」といった熱を感じる投稿がSNSを開くと続々と流れてくるんですよ。それらをスルーするわけにはいかないじゃないですか。
で、今度の新しいガンダムはどんな感じなのか感想をチェックしていくと「何を見せられてるんだ」的な言葉がたくさん見られてどういうことかと思いましたが、決してこれは貶してるんじゃなく逆に褒めちぎってるということがビシバシ伝わってきましたし、ネタバレになっちゃうから名前を出せない謎多き「緑のおじさん」のしっとり系イケおじっぷりに情緒を狂わされてイラストを全力で描いている方も多々見かけるように。可愛い少女のマチュたちを差し置いておじさまが話題をかっさらっているこの辺りで、「なんか面白そうだよなー。観たいかもー」とウズウズし始めてはいました。
そして私の背中をドン!と押したのは、新作なのにファーストガンダム(以下ファースト)の話題で盛り上がり始め、さらにはファーストを知らない若い世代の人たちがこの『ジークアクス』を観たことをきっかけにファーストを全話見始めるという流れ。そんな流れができるなんて、を目にしてしまったら、もうのんびりなんてしていられないじゃないですか。「これは絶対に観に行かねばならない」と、いつもながら重たかった腰を上げて映画館に行ったんです。
で、どうなったか。映画を観た後に立ち寄ったバレンタインチョコの売り場でガンダムのモビルスーツの描かれたチョコを見つけてテンションが上がるという状態に。完全にハマってしまいました。
観られると想像もしていなかった映像が続いていた
映画『ジークアクス』はガンダムの新シリーズで、これからテレビ放映する作品だということで、私が映画館に行った時点では、公式から公開されているのは、新シリーズの主人公のアマテ(以下、マチュ)たちくらいの状態でした。
で、そんな状態で映画館に入って映画を最後まで観て出てくるまで、というか観終えてしばらく経った今でも、何か白昼夢の中にいたかのような感覚になってるんですよね。
こんな映像、観てみたいなと熱望したり想像したりとかしていたわけじゃないんだけど、でも観せられたらなんかこういうのをずっと観たいと思っていたような気がしてきたというか。「何を見せられているんだ」というよりも、観せていただけるものなら喜んで観させて頂きますというか。なんか観ている間、妙に楽しくなっちゃって終始ニヤニヤが止まらなかったんですよね。ガンダムでここまでやって良いんだなーって思いました。ガンダムの懐は深いぞ! って感じ。
映画の前半は庵野秀明脚本だそうですが、新しいテレビシリーズの紹介が目的の作品ということで、やりたい放題やっていながらも、新たな主人公であるマチュたちの物語が飛び立つための滑走路がそこに確かにありました。かなり良い導入だと思います。
ということで、予告映像とネタバレ注意なPromotion realを貼っておきます。
まずは『機動戦士Gundam GQuuuuuuXジークアクス -Beginning-』予告映像。
そして、ネタバレちゃうぞ! な『機動戦士Gundam GQuuuuuuXジークアクス -Beginning-』Promotion Reelはこちら。
個人的な萌えポイント
この映画『ジークアクス』を観ていて、私が本当に個人的に「あー! 好きだなー!」ってなったポイントをあげさせてください。完全に自己満です。
電柱と電線
モビルスーツが戦う世界なのに! 主人公が住んでいるのはスペースコロニーだというのに! 電柱と電線があるんですよ。いやー電柱電線大好きですよ。きれいに整えられすぎた世界ではなく、もっと雑多なゴチャッとした世界なの、良くないですか? 戦いが起きたら電線がブチブチブチって切れて火花バチバチっとたくさん散ってほしい!ブチブチバチバチ。
キャラクターの可愛らしさ
アマテちゃんをはじめとするのキャラクターたちの眼の色のきれいさ! カラフルなの、可愛すぎますよね! 新作ガンダムのキャラクターデザインを手がけているのは、ポケモンの「ソード・シールド」「サン・ムーン」も手がけたイラストレーターの竹さん。さすがの可愛らしさとしなやかさです。しかもアマテちゃん、本当に制服姿も可愛いごく普通の女子高生な感じなんですが、でも選ばれちゃうんだなー、主人公だから。パイロットスーツにニット帽とかグッときますね。エントリーネーム「マチュ」とか、もう何度でも口にしたいです。マチュ。可愛い。
やっぱり「緑のおじさん」
公式から情報開示がされましたが、「緑のおじさん」と呼ばれている方はシャリア・ブルさんです。そんな名前の人いたっけ? って調べて、この顔知ってる! 確かにいた! ニュータイプなこと以外どんな人か全然覚えてない! ってなりました。今回メインに据えられているというのに、圧倒的に情報量が少ないんですよ。でもそれって、 ガッツリとファーストガンダムを絡ませつつも、彼に関して解釈違いが起きにくいから大胆に動き回らせられるってことですよ。
しかもこの「緑のおじさん」ことシャリア・ブル、ニュータイプゆえの察しの良さと戦火を乗り越えてきた大胆さ、それに加え、諦観していそうなのに失ったものへの執着を手放し切れない感じがとっても魅力的なんですよね。主人公たちにとって、彼は味方なのか敵に回るのか。本編の面白さは、シャリア・ブルがどのように物語を掻き回していくのかにかかっていると思います。
音楽
米津玄師が手がける主題歌「Plazma」は高揚感があり、一気に引き寄せられる力を持つ曲で、さすがというより他にないのですが、挿入歌もすごく良かったんですよ!星街すいせいの「もうどうなってもいいや」、NOMELON NOLEMONの「ミッドナイト・リフレクション」。どちらもとても印象的。これらの曲たちに彩られる新しいガンダム、楽しみでなりません。