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ドラマ『40までにしたい10のこと』について語りたい!

皆さんはドラマ『40までにしたい10のこと』はご覧になっていましたか? この作品は、マミタ先生原作のBLマンガ『40までにしたい10のこと』を実写ドラマ化したもの。テレビ東京などで2025年7月から放送されていました。主人公である39歳のサラリーマン十条雀(とうじょうすずめ)風間俊介さんが、彼の部下で29歳の田中慶司(たなかけいし)庄司浩平さんが演じられています。

原作が好きであるがゆえに、ドラマ化は正直あまり期待していなかったのですが、見事にどハマりし、最終話ではうれし泣きしてしまうほど。何がどう良くてハマったのか、語らずにはいられない! ということで、今回はドラマ『40までにしたい10のこと』について語っていきたいと思います。

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最初はちょっとイヤでした

好きなマンガ作品が映像化するというのはファンとしてはうれしいことですよね。マミタ先生原作のBLマンガ『40までにしたい10のこと』が好きで、このブログにも記事を書いてしまったほどお気に入りな作品なのですが、ドラマ化されることを知って最初はちょっと微妙な気持ちになっていたんです。

マンガは素敵な絵も物語の大事な要素。「なのに、なぜ実写化?」とつい思ってしまうんですよね。なぜ実写化なのか、そこに説得力が欲しいし、何より原作の絵と俳優さんのイメージの違いを乗り越えるのがけっこう難しくないですか? それに、BLドラマ枠は「若手俳優さんを売り出す場」、いわゆる登竜門的なイメージがあります。よく知る俳優さんのイメージにキャラクターが引っ張られちゃうのもイヤだけど、まだよく知らない俳優さんの演技を楽しめるほど自分にはドラマの素養が私には無く……。

とはいえ『40までにしたい10のこと』のドラマ化は気にはなるので、キャストのチェックはしたんですよ。主人公である十条雀は、ぬいぐるみなどのファンシーなものが好きでも、本人自体は可愛らしくあろうとしているわけではありません。しかし十条雀を演じる風間俊介さんは年齢よりずっと若く見えるし、むしろ可愛いし、「あれ? 原作絵の雀さんとだいぶイメージ違うよね?」となりました。また相手役である田中慶司については、眼鏡はかけているけれど髪型が原作とは違って長めだったり、演じられる庄司浩平さんの雰囲気が原作絵の慶司よりも穏やかそうに感じたりして、「違うよなー」となってしまってたんです。

 

このドラマを見る運命だったんですよ

『40までにしたい10のこと』は好きな作品だけど、ドラマの方は見なくていいかなーと結論づけたものの、それでも完全には切り捨てられなかったんですよね。後ろ髪引かれるってやつですよ。それには2つの理由が。

まず、ドラマの放送局がテレビ東京だったこと。西岡秀俊さんと内野聖陽さんが同性カップルを演じられた、よしながふみ先生原作の『きのう何食べた?』のドラマ、以前テレビ東京で放送していたじゃないですか。西島秀俊さんの作る料理が美味しそうだったことと、内野聖陽さんが私の知っているイメージとは真逆の役を演じられていてチャレンジングだなと感じたことがきっかけで、原作未読の状態でドラマを見始めたんです。原作の良さも当然あると思いますが、西島秀俊さんと内野聖陽さんの会話が心地よく、原作のことを知らなくても丁寧に制作されていることが感じられたんですよね。原作を蔑ろにせずに作っているんだろうなと思ったんです。

そして2つ目は、風間俊介さんが主役で出演されること。たまたまテレビを流し見していた時に『初恋、ざらり』という風間さんが出演されているドラマに出会ったんです。軽度の知的障害を持つ女性の恋を描いたマンガ原作のドラマで、風間さんは主人公の相手役を演じられていました。後から原作を読みましたが、とても難しいテーマを扱った作品でした。風間さんのネームバリューがあれば大作にも出られるんじゃないかと思うんですが、作品の派手さや豪華さなどではなく、自分で惹かれる作品を吟味して出演されているのだなと感じたんですよね。

ドラマ『40までにしたい10時こと』は「テレビ東京のドラマ」で「風間俊介さんが主演」。見ずに終わっても後悔はしないだろうと思うものの、この組み合わせにウズウズさせられてしまい、YouTubeに上がっていた第1話の試聴動画を見ることにしたんです。そして思いましたよ。神様はずっとこのドラマを見なさいよと言ってくれてたんだなって。あまり期待しないようにしていた分ドラマの良さに驚き、感動すら覚えました。もちろん2話以降はしっかりと録画予約の設定をしました。

原作とドラマの違い

好きなマンガ作品が映像化されてがっかりしてしまうのが「改変」。手が加えられたことで違和感を感じてしまうと、せっかく好きな作品なのに楽しめなくなってしまいますよね。しかしドラマ『40までにしたい10のこと』では、原作マンガとドラマとの違いがむしろ興味深く感じられました。

BLマンガは最初から長期の連載を前提としたものは少なく、一冊で完結することが多いようで、だいたい6話ほどの話数でR18なシーンにまで持っていくことになります。『40までにしたい10のこと』の原作でも、「雀がしたいことリストを慶司に見られて一緒にリストを消化していくことになり、お互いの想いを確かめ合って2人で朝を迎えるまで」を6話で描いています(その後、続編も出ています!)。原作を読んでいる時はテンポよくお話が進んでいるように感じて特に気にはならないのですが、雀と慶司の気持ちが近づき関係が深まっていく過程を描きつつも、実は展開がすごく早いんですよね。しかも「指先が触れ合うだけの距離だったところから、甘いキスシーンや別れてしまいそうなひと波乱を経て、雀の誕生日に結ばれる」と内容もかなり盛りだくさん。少ない話数でも駆け足に感じさせず、物語をしっかり盛り上げて読者を満足させる。BLマンガ家さんの力量を感じます。

でも、ドラマは1クール12話と原作の倍の話数。それに深夜帯とはいえ、テレビという媒体はいろんな方が見ています。まさか雀と慶司のR18なベッドシーンを原作にある通りに再現はできません。これらのことから原作に忠実にというのはちょっと厳しいため、改変が行われているんです。

BLは男性同士の恋愛を描くジャンルなので恋愛の要素が強調されており、R18な作品では読む側も主人公たちのラブシーンがあることを前提に読み進めているので、2人の関係の深まり方が早くても気にはなりません。というより、むしろ早くいい感じになってくれと思って読んでいるので、早い展開は大歓迎。

しかし、ドラマでは原作よりもずっと慎重に、もっと段階を踏みながら雀と慶司の関係が深まっていきます。原作ではくちづけていたシーンでも、耳に触れるだけだったりおでこへのキスだったりと、焦らすように控えめな感じ。原作では雀がいずれ慶司とセックスすることになることを意識していますが、ドラマの雀は「枕は二つ必要か?」と考えたりするくらいに抑えられています。

焦ったい! という気持ちは、原作を読んでいる身からすればもちろんありました。しかし、たとえドラマの話数が原作と同じだったとして、原作のようなスピード感で雀と慶司の関係が深まっていったらダイジェストのように感じてしまうんじゃないかと思うんです。

生身の人間である俳優さんが物語を演じるドラマだと、同じ架空の話ではありますが、マンガよりもずっとリアルな感覚になり、自分の実際の経験などにより引き寄せて見ることができます。生身の人間が演じるからこそ、物語が流れる速さが、私たちが実際に過ごす時間の流れの速さに近くある必要が出てくるんですよね。現実の世界で2人の関係が構築されて恋が深まっていくのには、時間が必要です。本気の恋ならば、なおさらに。雀と慶司の距離が少しずつ縮まっていき、少しずつ触れ方が親密になっていく。その原作よりもドラマでは現実的な描かれ方なことで、2人の思いが真剣なものであることが伝わってくるんですよ。だから私たちは2人の恋を応援したいと深く思うことができるんですよね。

また、雀と慶司の物語から外れて焦点がボヤけてしまわないように、原作では2人の関係の転機となる言葉をかける田中颯以外の会社の同僚たちは、いわゆるモブの状態。しかしドラマでは颯以外の同僚たちもしっかり描かれ、雀の同期の黒木や慶司の大学の先輩の佐久間、慶司の双子の姉など、オリジナルの登場人物たちとのエピソードも加えられています。

付き合っている彼との別れを決めた慶司の同期の宇多川さんのエピソードも、自分が結婚を決めた時の気持ちを雀に語った黒木のエピソードも、慶司の想いを受け止められなかったと語る佐久間のエピソードも、2人の関係が大事だからこそ自分の気持ちを相手にちゃんと伝えなければと雀と慶司が思うところに繋がっていきます。けっこう大きな改変なんですが、原作が6話で物語をまとめるために削ぎ落としていた部分が補完されているような改変になっているんです。特に、雀の同期の黒木はドラマを見ているこちらの思っていることを代弁してくれるような存在だったなと思います。

ドラマオリジナルの登場人物やエピソードを、話数を増やすためだけに使うのではなく、物語の内容をより深めるものにしているとしっかり感じられるところに、原作を大切にしているドラマ制作陣の姿勢が感じられました

俳優が演じるということ

内容の改変について語りましたが、そもそもマンガの原作を俳優に演じさせる実写化そのものが最大の改変ですよね。

ドラマでは十条雀を風間俊介さんが、田中慶司は庄司浩平さんが演じると知った時は「全然イメージと合わないな」と思いましたし、実際にドラマの雀と慶司は原作の雀と慶司とは違っています。しかしドラマを見ていくうちに、原作マンガの絵でしっかりと頭の中にインプットされていた雀と慶司とは別に、原作に依存しない独立した存在としてドラマの雀と慶司がしっかりと胸の中に存在しているのを感じるようになっていったんです。

風間俊介さんが演じた十条雀は、原作よりも童顔で小柄で、ぬいぐるみを持っていても全く違和感なく、クマの着ぐるみもしっかり似合ってらっしゃいますが、風間さん自身が10代から活躍ている30年近い芸歴を持つ俳優であるということから滲み出るベテラン感が、仕事のできる上司という設定に説得力を持たせています。原作の絵により近いイメージの俳優さんを選ぼうとしたとして、部下を持つ枯れた上司の雰囲気は出せても、風間さんほどに可愛らしくクマの着ぐるみを着ることは難しいでしょう。風間俊介さんだからこそ、40歳手前で仕事もできて可愛いもの好きな男性を自然に演じられるんですよね。原作に外見が似ているかどうかではなく、キャラクターがそこに存在していると実感できるかどうかが大事なんだなと風間さんを見ていて感じました。

そして出色なのが、庄司浩平さんが演じた田中慶司です。庄司さんは2019年から芸能活動を始め、特撮2作品で変身ヒーローを演じられていますが、まだ6年目の若手俳優さん。私は特撮ものを見ていなかったので全くお名前を知らず、「事務所が売り出そうとしてる俳優さんなんだな」という認識しかありませんでした。しかしドラマを見ていて、庄司さんにすっかり目を奪われてしまったんですよね。

原作の慶司は、恋に戸惑う雀をリードしていく余裕も感じさせるようなクールなキャラクター。この先1人のままでいるのかもと諦観していた雀の日々は、慶司との恋によって彩りを与えられていきます。慶司には雀をすくい上げてあげるスパダリ感がありますし、本気の相手ではなかったにしろ恋愛の経験も多そうなイメージです。

最初は庄司さんが演じるドラマの中の田中慶司も、原作同様に雀をリードしていく余裕があるように感じましたし、そうなるんだろうと思っていました。でも回を追うごとに、原作ではあまり感じることがなかった慶司の健気さや臆病さや幼さといった「可愛げ」が庄司さんの演技から滲み出し、ドラマの中の慶司のイメージが変容していったんです。

脚本がそうなっていたということはもちろんあるはずですが、視線、表情、声音、しぐさなどの演技を成す要素は庄司浩平さんの内側から生み出されたもの。本気の恋に懸命に向き合っている慶司の姿は、すでにキャリアのあるベテラン俳優の風間俊介さんに対して、ひたむきに演技で応えようとする庄司さん自身の姿でもあります。そのため、原作は慶司によって変わっていく雀を応援して読んでいましたが、ドラマは雀に恋をして成長していく慶司を励まし背中を押してあげるような気持ちで見ていました。「慶司、頑張れ!」と思わせた時点で、庄司浩平さんはドラマを見ている私たちを味方に付けたんだなと思います。

11話では、真剣に慶司を想って彼の将来のことまで考えているからこそ関係を終わらせようとする雀と、初めて本気で恋をした相手である雀に自分の想いを懸命に伝え届けようとする慶司との切ないすれ違いが描かれ、そのシーンでの風間俊介さんと庄司浩平さんの演技のぶつかり合いは、本当に引き込まれました。風間さんの演技を前に、庄司さんの中にあった力が引き出されて何段階も一気に駆け上がった瞬間を見たような気持ちになりました。

2人の関係を終わらせることを穏やかにキッパリと告げる雀の表情と、拒絶を感じ取り絶望する慶司の泣き顔の対比が良かったですよね。涙をどうにか堪える慶司が、頭の中に雀に対する恨み言が浮かんだかのように一瞬キッと睨むような表情になる瞬間があるんですが、私はそこがすごく好きで。勢いに任せてきつい言葉を投げつけることもできるけど、やっぱり雀のことが好きだからそんな言葉を飲み込みぎこちない笑顔を浮かべたのかもしれません。そんな慶司の感情の揺れが感じられる表情の変化は、演技だからこそ表現できるものですよね。そして慶司が帰り、ひとりきりになった部屋でカップ麺を食べながら涙をこぼす雀の表情の美しさ! 俳優さんに演じさせる実写化の醍醐味というのは、きっとこういうところにあるのだろうと感じました。

幸せな結末

そんな11話を経ての最終話。それまでは放送時間が遅いため週末のお楽しみとして後から観ていたんですが、最終話はリアルタイムでどうしても見届けたくて頑張って起きていました。

前半は雀と慶司が別れ話をした後のギクシャクした雰囲気だったので、雀と慶司の気持ちが通じ合う後半の多幸感がすごかった! すっかり興奮して眠らなきゃなんて気持ちはどこかへ吹き飛び、放映を見終えてすぐだというのにTVer回してしまっていました。

12話の演出で素晴らしいなと思ったのが、雀が慶司と一緒に過ごすきっかけとなったリストを消していく場面。原作でも雀はリストの文字を消していきながら慶司と過ごした時間を思い返していますが、ドラマではリストを消していくのに合わせて映像が逆再生されていきました。逆再生ですから、贈られたものは取り上げられ、抱きしめていた腕は剥がされ、近くにいた慶司は遠ざかっていってしまいます。慶司がどれだけ雀に与え寄り添ってきたかが感じられる、映像だからこその演出でしたね。

原作では、クリスマスの日に会社で1人残業していた雀がリストを消すのを途中でやめて、慶司を探しに飛び出していき想いを伝えます。ですがドラマでは、雀が家まで帰っちゃってたんですよね。それを見て、もしかして雀の家に慶司が来るような改変がされてしまうのか? と一瞬不安がよぎりました。上司として年上の人間として慶司と離れようと決めた雀が、常識を取っ払って自分の本当の想いに従って慶司との未来を自分から選び取るために走り出す、というところに大きな意味があり、ただ慶司が訪ねてくるのを待つのでは、この作品のテーマ自体が変わってしまうんですよ。

でもドラマ班はちゃんとわかってくれていました。会社でリストを消して慶司との思い出も消去できたと思っていた雀が、家に帰って慶司と過ごした時間は胸に残り続けて決して消えることはないのだということを改めて噛みしめるという、二段構えになっていたんです。そのことで、雀が別れを決めたのは本意ではないし、慶司への想いはまだ強く残っているということが、一層強く感じられました。そして会社の仲間と飲んでいる慶司を探すために雀が家を飛び出すタイミング! 

 

俺は雀さんと一緒にいられればそれでいいのに!

 

慶司のこの言葉を思い出し、雀は想いを抑えきれず飛び出していくんですよ。慶司に今すぐに会いたい、自分だって同じ気持ちだと慶司に伝えたい、そんな雀の姿が胸に迫りました。

慶司の姿を見つけて何度も名前を呼ぶ雀と、そのことに気づいて目を見開く慶司。そして雀は想いを慶司に伝える場面に。原作では雀と慶司は気持ちを伝え合っていますが言葉は少なく、その後にくるR18なベッドシーンで2人がどれだけ強く求め合っていたのかが伝わってくるような構成になっています。一方、ドラマではかなり雀のセリフが増えていました。ドラマの雀は、今まで慶司がそうしてくれていたように、自分の想いを言葉を尽くして慶司に伝えようとするんですよ。そしてその言葉を受け取り、雀を思い切り抱きしめる慶司の泣き顔。まるで子供のように雀の名前を呼び号泣している慶司の姿から、初めて見つけた一生大切にしたいと思える人と気持ちが通じ合えたことの喜びだけでなく、雀を失う絶望から解放された安堵も感じられました。多分観ていた方皆さんが、頑張ったね、良かったねと画面の向こうにいる慶司の頭を撫でてあげたいような気持ちになっていたんじゃないでしょうか。雀が慶司を抱きしめながら背中をトントンとしてあげる優しい仕草。雀は慶司の想いを丸ごとちゃんと受けとめると決めたんですよね。

そして雀の家の中でのシーンへ。正直、ドラマではケーキを食べて微笑み合う2人の顔が近づいて〜くらいでキスしたことを示唆して会社のシーンに行っちゃうんだろうなとタカを括っていました。全然違いましたね! まるでプロポーズのような会話のあとのキスシーン! ガッツリ雀と慶司のキスを見せてくれましたね! その時の私はこんな感じになってました↓

ちゃんとキスシーンがあっただけでも衝撃だったのに、吸い付くような一度目のキスの後に、自分の方から軽く触れるだけのキスをして慶司に驚いたような表情をさせる雀の可愛らしさ! そして雀の頭に慶司が優しく手を添え引き寄せてのキスの濃厚さ! 2人が恋人同士になったんだなと実感できる素敵なキスでした。

さらに! キスだけでは終わらず! 同じベッドで朝を迎えた雀と慶司のシーンまで! ぐっすり眠っている慶司の髪に触れたりキスをしたりイタズラする雀の愛おしそうな表情。そして眠れたかたずねる雀に抱きつきながら「めちゃくちゃ寝た」と答える慶司の甘えたな口調! 糖度爆上がりの悶絶級の可愛らしさでしたね。2人の甘々な様子を見ていて感涙に咽びましたよ。

このドラマの脚本には、あえてト書き(登場人物たちの行動などの指示)をあまり書いていなかったそうなんです。つまり風間さんと庄司さんのアドリブの演技も多いということですね。俳優さんと脚本家や監督など制作スタッフの方たちの間にそして風間さんと庄司さんの間に、深い信頼関係があるのを感じます。

原作者であるマミタ先生はドラマの感想を毎回うれしそうに投稿されていましたが、最終回の放送の後、Xのスペースでこのドラマ化の話を受けて良かったとうれし泣きをされていたんですよ。この言葉はドラマ制作に携わった方達への最大の賛辞ですよね。原作者から賛辞の言葉を贈られるほどに原作に真摯に向き合って制作したからこそ、ドラマ『40までにしたい10のこと』は見ている人の心を震わせる作品になったのだと思います。

 

【追記 2025/09/25】

9/24に放送された特別番組視聴しました。ドラマのメイキングの映像が見られ、風間俊介さんと庄司浩平さんの、監督と演技についてディスカッションしている様子や撮影の合間の仲良さそうな様子が拝見できましたね! 急遽放送決定ということで、総集編メインかと思っていましたが、このドラマを楽しみに見てきた私たちが最終話まで見届けた今だからこそ本当に見たいと思っていたものがありました。感謝しかありません!

場面や心情の確認や演技の提案をする風間俊介さんの真剣な表情からは、しっかりとキャリアを積み重ねてきた俳優さんなのだと改めて感じました。風間さんと一緒に演技を練っていく経験を得られたことは、庄司浩平さんの俳優人生においてすごく価値のある経験だったのではないでしょうか。

ちゃんと確認をし、意見を出し合い、信頼して任せる。ステキな環境でドラマが作られていたんだなと思いました。